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京都の石清水八幡宮、大分の宇佐神宮と並んで日本三大八幡宮のひとつに数えられるのが
福岡市東区箱崎にある「筥崎宮(はこざきぐう)」です。

 

地名で使われる「箱崎」と字が違うのでは?と思った人がいるかもしれません。
実はこれには秘密があります。

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筥崎宮の歴史は古く、921年に始まり、923年に現在の場所に遷座されたと言われています。
つまり地名よりも筥崎宮の歴史のほうがはるかに古いのです。
筥崎宮があることからこのあたりには「はこざき」と名のつくところが多いのですが、
あまりにも恐れ多いということから敢えて「箱崎」と表記しているのだとか。

 

筥崎宮で毎年9月12日~18日に行われるのが「放生会(ほうじょうや)」というお祭りです。
このお祭りも大変歴史を持っており、もう1,000年以上も続いています。
今では福岡を代表する祭りのひとつとなり、期間中は参道に約500軒に及ぶ露店が並ぶなど
大変にぎわうのです。

 

ただしこれはあくまで神聖なお祭りであり、毎日神事が行われます。
そういった意味では、単に“お祭り騒ぎをする”ものとは一線を画すと言えるでしょう。

 

放生会の見どころは多々ありますが、中でも毎年販売からおよそ1時間ほどで
売り切れてしまう「おはじき」が有名です。
知らない方は、「え?おはじきなんかがなぜ?」と思ってしまうかもしれません。

 

放生会で販売されるおはじきは一般的なガラス製のおはじきとは違います。
博多の白彫会という人たちによってつくられるもので、博多人形と同じ工程でつくられるのです。
もちろんひとつひとつ手作りで、厳密にいえばまったく同じものはこの世にふたつとありません。

 

色鮮やかなおはじきで、様々なものが描かれています。
その美しさ、毎年異なるデザイン、1,000個前後しか販売されないという希少性とが相まって
毎年非常に高い人気を誇るのです。

 

放生会のおはじきの販売は初日9月12日8時からですが、1時間ほどで売り切れてしまいます。
当日の朝6時くらいから整理券が配布されますが、その整理券をもらうことさえ簡単ではありません。
確実におはじきをゲットしたいのであれば、前日から徹夜で並びましょう。
ちなみに一人ひとつしか買えないので、注意してくださいね!

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