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20年ほど前からよく耳にするようになった「エルニーニョ現象」は数年に一度、 日付変更線と赤道が交わるあたりの海水面で例年より温度が高まってしまい、 日本の気候にも影響を及ぼすと考えられているものです。

 

エルニーニョ現象が起こると日本に上陸する台風が減る・増えるなどと言われていますが、 気象庁の発表によると起こった年と起こらなかった年では、台風の発生数自体に明確な違いが見られないと結論されています。

 

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ただしエルニーニョ現象が起こった年は 「台風の中心気圧が低くなる(強さが増す)」 「秋に台風の寿命が長くなる(陸地に上がってからも勢いが弱まりにくい)」 「7~9月の台風の発生数が少なくなる」 「台風の発生位置が例年と変わる」 などの特徴が見られるとの発表もあります。

 

台風は日本のはるか南の海上、サイパンやグアム周辺で発生する低気圧ですが、 エルニーニョ現象が起こっているときは発生位置が例年と比較して南東にずれます。

 

そのため日本へ接近する台風が多少多くなる傾向はあります。 日本では、台風は秋の季語になるほどほぼ毎年来るものだけれど、 外国には関係ない気象だと思われがちですが、 ミクロネシア周辺諸国やタイ・ラオス・ミャンマーなどの東南アジア、 台湾、韓国、中国の南東部などにも上陸し、猛威を振るうことがあります。

 

夏場の海外旅行の際には、必ず台風の状況を知っておかなければ、 良くて飛行機や船の欠便・最悪の場合水害に巻き込まれる危険もあります。

 

また強い低気圧が接近するため、体調を崩される方も増える傾向があります。

 

偏頭痛をお持ちの方や自律神経の不調で低気圧に弱い方は、 台風の時期が近づく前に体調を整えてお大事になさってください。

 

気象庁の公式サイトでは今発生している台風の情報や、 日本に接近しそうな台風の情報を一時間おきのリアルタイムで配信しています。

 

他の民間気象情報サービスもありますから、お盆・お彼岸のお出かけ時には時々でもチェックしておくと安心です。

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