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浅草と言えば浅草寺の朱塗りの山門、雷門 (かみなりもん)ですね。

そして雷門の中央には、重さ600Kgを超える大提灯がつるされています。

 

雷門(かみなりもん)の正式名称は

本当は「風雷神門(ふうらいじんもん)」と言います。

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天慶5年(942年)に平公雅が祈願成就のお礼に創建したのが始まりです。

 

雷門の大提灯の左右に、門に向かって右側に風神(風袋を担ぎ天を駆ける)、

左側に雷神(連鼓を打つ)が置かれています。

 

風神雷神は仏法を守護する善神つまり護法善神です。

 

また 風水害、火災の除難、天下泰平、五穀豊穣、浅草寺の平穏を祈願するために置かれています。

 

浅草寺雷門の龍

雷門の彫り物の由来

 

大提灯を真下から見上げたことありますか?

 

なんと大提灯の底部には龍の彫刻が施されていますよ。

 

また風神雷神像の裏には 男女二体に擬人化した 天龍と金龍が置かれています。 

 

 

★★は大海に住んでいて雲を呼び、雨を降らす力を持っていると言われています。

 

浅草寺雷門の龍2

このあたりは、火事が多く、雷門も大提灯も 何度も火事で消失しました。

 

だから、雨を降らせ火事から人々を救ってくれる龍は龍神として人々から崇められてきました。

 

昔は木造建築で建物が密集していて、火が広い範囲に渡ってしまうから

人々は火災をとても恐れていたのです。

 

★★「浅草寺縁起」には 隅田川から観音像が出たとき、

龍神が金鱗を輝かせて現れたという話が記されています。

 

浅草寺を見守る神様のひとつとして、現在もの彫刻が施されているのです。

 

★★雷門の大提灯の龍の画像を携帯電話の待ち受けにすると、お金が貯まる♪という噂もありますよ。

 

浅草寺雷門の龍3

・・・ちなみに 大提灯の下、ひときわ目立つ名前が「松下幸之助」。

 

1960年(昭和35年)に パナソニックの創設者、松下幸之助が雷門と大提灯を寄進し、

現在の雷門が成立しました。

 

浅草寺 雷門 大提灯の龍の彫り物 Japan Tokyo Asakusa Kaminarimon 31

 

この大提灯の龍はだれが彫ったのか

大提灯の底部や、風神雷神像の裏側や、 雷門以外の提灯にも

同じように龍の彫刻が彫られています。

 

この龍は 彫刻師の渡邉崇雲さんによって彫られました。

 

渡邉さんは大正13年生まれ、現在も現役の彫刻師として活躍され、

平成14年には黄綬褒章を 授与されました。

 

今も親子2代で伝統芸能でもある日本の木彫刻を手がけています。

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