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ツマグロヒョウモはチョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種です。

 

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ツマグロヒョウモンとはどんな蝶なのか?

成虫の38~45mmほどの大きさで、羽の模様は雌雄でかなり異なります。

色は黄褐色で黒い斑点がついています。

雌の方は羽の先のほうが黒っぽくなっています。

 

生息地帯は?

分布地域は日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られますが、最近では関東北部でも見られるようになりました。

 

成虫は平地の用言や空き地など身近なところでも見られます。

成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間4、5回発生します。

鉾のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、例外的な種類です。

冬は幼虫や蛹で越冬します。

 

幼虫が食べる食事

幼虫は各種スミレ類を食べます。

野生の物ばかりでなく園芸のパンジー等も食べるので、庭のプランター等でもいることがあります。

満腹になると地表に降りて他の餌を求めて移動します。

花壇に植えた株が次々食べられてしまうこともあります。

 

幼虫の身体の黒くせに一本の赤い筋が縦に通っていて、体には棘状の突起が各節6本ずつあり、かなり刺々しい毛虫ではありますが毒は持っていません。

蛹は尾でぶら下がるもので、背面には金属のような銀色の刺のような突起が並びます。

 

幼虫が羽化するまでの期間は?

一週間ぐらいで羽化します。

蛹からの羽化の時間は30秒ぐらいで終わってしまうので見逃すことも多いようです。

羽を乾かし2~3時間すると飛び始めます。

 

寿命は発生する時期によって変わりますが、ツマグロヒョウモンの場合は数週間です。

 

幼虫や繭を飼育することは可能?

もしパンジーなどの花についた幼虫や蛹を見つけたら自分で飼うことも可能です。

大きめのカップや飼育ケースで飼育することも可能です。

 

幼虫をパンジーの花とともに、飼育ケースで蛹になるのを待ちます。

幼虫も素手で触っても毒がないので大丈夫です。

蛹になって二日後には体が硬くなっています。

 

容器の壁や茎から慎重に剥がし、脱脂綿をしいたカップなどにいれ、蓋をして観察もできます。

小さなお子さんがいれば、貴重な体験になることでしょう。

 

ツマグロヒョウモンの卵は4日程度で卵から出てきます。

そして草の葉を食べながら大きくなっていきます。

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