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冬から春へと季節が変わる頃、桜や梅よりも一足先に春の気配を私たちに教えてくれるのが椿です。

最近ではヘアケア製品のブランド名に使われるなど、私たちの身近にある椿、好きな花の一番に挙げる方も多いのではないでしょうか。ここでは、椿について、

・椿ってどういう花?元々日本にあった花?

・椿の種類、色によって花言葉に違いがあるって本当?

・日本の花言葉と西洋の花言葉の違い

・花言葉の裏の意味

これらの項目にまとめてご紹介します。椿の花言葉を知ると、椿を見たときの感慨もまたひとしおですよね。また、日本と西洋の椿の違いを知ることで椿の新たな一面に気付くことも。ぜひ参考にしてください。

 

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椿ってどういう花?元々日本にあった花?

椿の花と言われて、ぱっと頭に思い浮かべることはできますか。椿の花はこんな花ですよ。

 

tubaki

 

椿は日本原産の花です。

椿は照葉樹林、桜や梅などのように、木に咲く花です。冬から春にうつり変わる頃、画像のような赤くあでやかな花を咲かせます。早咲きのものでは、まだ寒い冬の最中に花を咲かせます。

雪をかぶった赤い椿もまた、風流なものですよね。そのため椿は通常「花椿」といって春の季語ですが、「寒椿」「冬椿」という冬の季語もあります。日本では、椿は昔からとても身近な植物でした。古くは「日本書紀」にも椿が出てきます。

江戸時代になると品種改良が進み、その数、実に200種類、これが日本人の椿に賭ける情熱です。椿の咲いた後、花弁が散ることなく花ごと地面に落ちてしまう潔さが、日本人の好みに合っていたのでしょう。また、椿油や染料としても、椿は使われてきました。桜や梅と並んで、椿もまた、日本の代表的な花なのです。

 

椿の種類、色によって花言葉に違いがあるって本当?

椿は色によって、花言葉が違うのをご存じですか。

赤い椿の花言葉は

「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」「気取らない魅力」「高潔」「慎み深い」「謙虚な美徳」など、どれも心のまま、自然体の美しさを表した言葉ですよね。

この椿の「控えめ」というイメージは、椿の花に香りが少ないことからきているようです。とはいっても、「香りの強い椿もある」という方もいるでしょう。その花はおそらく、椿ではなく「サザンカ」です。

 

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赤い椿に対して、白い椿の花言葉は

「最高の愛らしさ」「至上の美」「理想的な愛情」「素晴らしい魅力」「冷ややかな美しさ」など、完全・理想を謳った言葉です。

 

sazanka

 

日本の花言葉と西洋の花言葉の違い

椿は、日本原産の植物、西洋に渡ったのは18世紀に入ってからです。

そのため、日本と西洋では椿のイメージに差があります。この原因は、椿の品種改良。日本人が思い浮かべる椿は小~中輪の一重咲きですよね。

ところが西洋においては、大~極大の八重咲きの豪華な椿が一般的です。

そのため、日本では、椿は「控えめな美しさ・やさしさ」「誇り」「女性らしさ」そして「私は常にあなたを愛します」というように、「控えめ」が椿のイメージなのに対し、西洋での椿の花言葉は「敬愛」「感嘆」「完全」「完璧」などが挙げられます。女性像でいえば、西洋のイメージは日本よりもずいぶんとアクティブな女性という感じですね。

 

pink

 

このイメージの差は花言葉にも表れています。

西洋での赤い椿の花言葉は「あなたは私の胸の中で、炎のように輝く」「我が運命は君の手中にあり」というように、日本人ではちょっと考えつかない情熱的なものです。

さらに白い椿の花言葉は、「愛慕」「崇拝」、こちらも日本より純粋・潔白のイメージが強いようですね。

 

花言葉の裏の意味

椿には「罪を犯す女」という裏の花言葉があります。

これまで挙げてきた椿の花言葉とのギャップにびっくりしますよね。

この裏の花言葉はオペラ「椿姫」からきているようです。椿姫は、主人公である娼婦マルグリッドの愛称です。

 

まとめ

いかがでしたか。

椿はココシャネルが最も愛した花と言われています。日本と西洋、イメージや花言葉にじゃっかんの違いはありますが、椿が世界中で愛されていることに変わりはありません。

この冬、椿の鑑賞はいかがでしょうか。椿は開花後、3日ほどで落花してしまいます。椿の潔さ・儚さを愛でる冬もまたいいものですよ。

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