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さて、今回は「新盆」について書いていこうと思います。

 

皆さん新盆について耳にしたことはあっても、実際に詳しいしきたりを知っているという人は案外少ないのではないでしょうか?

 

実際に私も、詳しく説明しろと言われても曖昧にしか答えられません……。しかし、実際にその状況に出くわした時に「何も知らない」では常識を疑われてしまいますよね

 

なので、今回は新盆について私と一緒に詳しく学んでいきましょう!! そこで、今回は次のようなことについてお伝えしていこうと思います。

 

・新盆って何をする日?起源は?読み方は何?

 

・香典の渡し方とお返しの仕方。相場はいくら?

 

・宗派別のお布施の渡し方とは?【真言宗、浄土真宗、曹洞宗、日蓮宗、真宗大谷派】

 

 

やはり、日本人の常識としてこのくらいは知っておきたいところです。

 

これだけマスターしておけば、急に新盆を迎えることになったり、参列することになったりした場合にも安心して対処できるでしょう。

 

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新盆って何をする日?起源は?読み方は何?

 

まずは、新盆について詳しくお話していこうと思います。そもそも、新盆とは何をする日なのか知っていますか?

 

新盆とは、四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆のことをさし、初盆とも言います。

 

お盆には亡くなった人が年に一度遺族のもとに帰ってくると言われていますが、特に新盆は故人が亡くなってから初めてのお盆ということで念入りに供養の行事が行われます。

 

具体的には、お盆になると、親族以外にも故人に縁のある人を招いて、僧侶を呼んで読経をしてもらい法要を営むことが多いようです。

 

精霊棚(お盆の供養の時の飾り付け)を飾ったり、霊が迷わず戻ってこられるように白提灯を飾ったり、迎え火・送り火をしたりします。

 

ともちろん二年目以降もお盆の供養自体は行われますが、親族だけの出席となりだんだんと控えめになっていきます。

 

精霊棚の詳しい飾りつけの仕方に関してはこちらの動画を参考にしてみてください。

 

 

お盆の由来ですが、お盆は本来「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、“逆さづり”という意味があります。盂蘭盆会は、これが転じて「逆さに吊るされるような苦しみを除く」という意味の行事だそうです。

 

盂蘭盆会の由来は「盂蘭盆経」というお経の説話からきています。

 

どんな話かというと、お釈迦様の第十弟子のひとりで神通力の第一人者といわれる日蓮さまが、初めて神通力を得た際に神通力を使って亡くなった母を見てみた所飢餓で苦しむ母を見たそうです。

 

日蓮さまがお釈迦様に助けを求めると、「90日間の雨季を終えた僧たちが7月15日(旧暦)に集まって反省会を行うから、その人達にごちそうをふるまい、心から供養しなさい」とおっしゃいました。

 

その通りにすると、母親は飢餓から救われ、お釈迦様がさらに「同じように7月15日にいろいろな飲食を盆に盛って、仏や僧や大勢の人たちに供養すれば、その功徳で多くのご先祖が救われ、今生きている人も幸福になれる」とおっしゃったことがお盆の始まりと言われているそうです。

 

ちなみに、「新盆」は“にいぼん”、“あらぼん”、“しんぼん”など複数の呼び方があり、地域によって読み方が異なるようですよ。

 

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香典の渡し方とお返しの仕方。相場はいくら?

 

次に香典について詳しくお話していこうと思います。香典とは、故人に対する供養の気持ちを表わすもので主に通夜や葬式葬儀、法事法要の際に持参する現金のことです。

 

新盆の際にも参列者や親族は香典を持参します。香典は香典袋に入れ、表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」などと書きます。香典袋は白黒よりも双銀、藍銀、黄白の結び切りの水引きのものを用いましょう。

 

 

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香典の渡し方に関しては、お線香を上げる際に祭壇に供えるのが良いかと思います。

 

★香典袋の渡し方の詳しい作法についてはこちらの動画を参考にして下さい★

 

 

香典のお返しとして、香典やお供物を頂いた方に、遺族がお礼の手紙をそえて送るものを香典返しと言います。

 

一般的には「半返し」といって、頂いた香典の額の半分くらいのものをお返しとして送るのが適当なようです。品物としてはお茶・海苔・お菓子のなどの食品やタオルなどの日用品、カタログギフトを送るのがよいでしょう。

 

次に香典の金額の相場ですが、故人との関係にもよりますが、一般的に五千円~一万円程度だと言われています。

 

お供えも持参する場合には香典の金額を少なめにすることもあるようですので、故人との関係なども踏まえて内容を検討するとよいですね!

 

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宗派別のお布施の渡し方とは?【真言宗、浄土真宗、曹洞宗、日蓮宗、真宗大谷派】

 

次にお布施の渡し方についてお話したいと思います。お布施とは、僧侶へ読経や戒名を頂いた謝礼として金品を渡すことをいいます。

 

新盆のお布施の場合30,000円~50,000円前後目安として渡されることが多いようです。地域によって考え方は異なりますが、家に来ていただく場合には5,000円~10,000円お車代としてお渡しする場合もあります。

 

また、お布施は市販の無地の白い封筒でお渡ししますが、直接手渡しするのではなく、小さなお盆などに乗せてお渡しするようにしましょう。渡すタイミングとしては、一番最後でよいと思いますよ。

 

基本的に、このスタイルは宗派によって若干は異なるものの、大きくは変わらないので覚えておくとよいと思います。

 

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まとめ

 

今回は新盆について書いてきましたが、皆さん少しはご理解いただけたでしょうか?

 

宗派や地域によって違いがあったり、その家々でもやり方や常識が異なっていたりとなかなか難しいですよね

 

でも、最低限今回書いてきた内容だけでも予備知識として知っていれば、いざ新盆を迎えることになった際にも少しは安心ですよね

 

もちろん、お寺やその家々にそれぞれのやり方があると思いますので、まずはよく知っている人に相談してみるのが一番ですが、一般的な常識としてこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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