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頻繁に料理をするわけでもないのに、1年に1回は鍋を焦げ付かせてしまいます。カレーやシチューは「焦げ付きやすい」というイメージがあるので、気を付けてしっかりかき混ぜるのですが、意外な落とし穴が肉じゃが!煮ているうちに、だしが蒸発してしまい、気づくと真っ黒に……という悲しい事件が起きてしまいます。蓋をきっちり閉めるし、密閉度の高いお鍋を使っているから、長時間火にかけていてもそんなに蒸発しないだろうという油断が私の中にあるみたいです。このようにカレーや煮物が鍋に焦げ付いてしまったとき、せっかくの料理が台無しになるのに加えてもう一つ、鍋の焦げ付きを落とさなきゃいけないということで二重の悲しみに襲われるのですが、落ち込んでいても鍋がきれいになるわけではありません。ここは、気合を入れて鍋の焦げ落としをがんばるぞ!

ということで今回は、鍋の焦げ付きの落とし方について

・鍋が焦げ付く原因は?防止する方法はある?

・ステンレス鍋の焦げ付きを落とす方法は?重曹とクエン酸はどちらが効果的?

・ホーロー鍋の焦げ付きを落とす方法は?酢と炭酸ソーダを使うタイミングとは?

・まとめ

の項目に分けて、ご紹介します。

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鍋が焦げ付く原因は?防止する方法はある?

鍋が焦げ付く主な原因はこちら。

  • 鍋に引く油の量が少なすぎた
  • 予熱が不十分だった(鍋の温度が低すぎた)
  • 料理中の火力が強すぎた
  • テフロンなどの焦げ付き防止加工が剥がれた
  • カレーやシチューなどとろみのある料理でなべ底をかき混ぜなかった
  • 肉や魚などで、鍋との接触面が完全に焼かれていない状態で裏返そうとした

鍋を熱しすぎると焦げ付くことは想像できますが、反対に予熱が不十分で焦げ付くというのは、ちょっと意外ですよね。肉や魚などを焦げ付かさないコツは、表面を短時間で焼き切ってしまうことです。こうすることでタンパク質が凝固するので、鍋にくっつかなくなります。また、加熱するとタンパク質の凝固+水分の蒸発で、肉や魚はきゅっと縮まりますよね。そのため、焦げ付きにくくなります。反対に肉を入れてすぐにひっくり返そうとすると、鍋に焦げ付いたりこびりついたり、あるいは肉の形がくずれやすくなるので注意してください。

焦げ付きの防止方法はこちらです。

  • 油を多めに引くこと(特に新しいお鍋)
  • 予熱を十分にすること
  • 料理中の火力を調節すること
  • カレーやシチューの鍋を火にかけている間は鍋の中をかき混ぜること(鍋底が焦げ付きやすいので、底からしっかりかき混ぜる)

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http://www.irasutoya.com/2015/02/blog-post_567.html

 

ステンレス鍋の焦げ付きを落とす方法は?重曹とクエン酸はどちらが効果的?

ステンレス鍋の焦げ付きを落とすときには、重曹とクエン酸が効果的です。どちらを使ってもよいですが、まずは重曹から試してみましょう。重曹を使った焦げ付きの落とし方はこちらです。

  1. お鍋の焦げが浸かるくらいの水を入れ、火にかける。
  2. お鍋に重曹を入れる。水1カップに対して重曹大さじ1が目安です。
  3. 10分くらい沸騰させる。
  4. そのまま冷ましながら、半日放置。
  5. 半日経ったら、スポンジやナイロンタワシで焦げ付きをこすり落としてください。重曹を入れた時点で、軽い焦げ付きは落ちていますが、頑固な焦げ付きはナイロンタワシでこする必要があります。

1度で落ちないときには、水を入れかえ、上記の手順を3~4回、焦げ付きが落ちるまで繰り返してください。

 

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重曹でお鍋のガンコな汚れもピカピカに!

重曹の代わりにクエン酸を使っても、焦げ付きを落とすことができます。水1カップにクエン酸大さじ1の割合で作ったクエン酸水を鍋に入れ、火にかけます。沸騰して5分後に火を止め、数時間放置してください。最後にスポンジなどで焦げ付きをこすり落としたら、掃除完了です。

重曹単体、クエン酸単体では落ちない焦げ付きには、重曹+クエン酸の合わせ技を試してみましょう。重曹と水を入れた鍋を火にかけ、そこにクエン酸を加えます。すると、重曹とクエン酸が反応し泡が発生!この発泡効果により鍋の焦げが浮き上がります。

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http://www.irasutoya.com/2014/11/blog-post_125.html

 

ホーロー鍋の焦げ付きを落とす方法は?酢と炭酸ソーダを使うタイミングとは?

鉄にガラスをコーティングしたホーローは研磨剤(クレンザー)やタワシでごしごしこすってはいけません。ホーロー鍋が焦げ付いたときには、お酢や炭酸ソーダで焦げ付きを落としましょう。お酢と炭酸ソーダ、それぞれの使い方をご紹介します。

【お酢】

  1. 鍋に水とお酢(1:1)を入れ、30分ほど放置。
  2. 30分経ったら、火にかける。
  3. 重曹を入れる。
  4. 10分間沸騰させたら火を止める。
  5. 冷めるまでそのまま置いておき、冷めたら、スポンジなどで焦げ付きをこすり落とす。

ホーロー鍋はとてもデリケートなので、タワシやスポンジのかたい面でこすってはだめ!やわらかいスポンジや布巾で優しく落としてください。

【炭酸ソーダ】

過程では、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使ってください。過炭酸ナトリウムは分解されると、酸素が発生します。酸素が発生するときの発泡力と、その後に残る炭酸ソーダのアルカリの力で焦げ付きを落とします。

  1. 鍋に大さじ1の酸素系漂白剤を入れる。
  2. 鍋に40~50℃のお湯を注ぐ。
  3. そのまま放置。
  4. お湯が冷めたら、スポンジなどで焦げ付きをこすり落とす。

鍋に注ぐお湯は50℃を超えないように気を付けましょう。50℃を超えると、過炭酸ナトリウムが一気に分解されてしまい、酸素が焦げ付きを落とす間もなく、空気中に逃げてしまいます。反応をゆっくりさせるためには、50℃以下のお湯が必要!氷水(氷抜き)と沸騰したお湯を1:1で混ぜるとちょうど50℃になるので、蛇口で温度を調節できないときは、このやり方で50℃のお湯を作ってください。

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http://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_3718.html

 

まとめ

以上が、鍋の焦げ付きの落とし方でした。ステンレス鍋やホーロー鍋の焦げ付きには重曹がとても効果的!ただし、アルミ鍋のお焦げ付きには重曹は使用しないでください。アルミと重曹が反応し、鍋が黒く腐食してしまいます。

重曹には研磨作用もあります。ごしごしこすっても大丈夫なステンレス鍋の焦げには少量の水で練った重曹ペーストを塗り、上からスポンジやナイロンタワシでこすってみてください。しつこい焦げも一発で落ちますよ。ぜひお試しあれ。

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