この記事の所要時間: 518

冬本番になり、寒さだけでなく、様々な病気への対策も必要となる時期がやってきました。そこで皆さん「ロタウイルス」ってご存知ですか?意外と知らない方もいるとは思うのですが、症状はノロウイルスと似ていますが重症化する可能性が高く、発症するのも乳幼児や子どもに多い病気です。大人にも感染しますが軽症化もしくは発症しないことが多いようです。今回はそんな「ロタウイルス」について以下の見出しでもっと詳しく書いていこうと思います。

  • ロタウイルスの予防接種はいつから受けられる?申込方法は?
  • インフルエンザの予防接種と同時接種しても大丈夫?副作用は?
  • 兄弟や家族が感染してしまった時の対処法は?
  • まとめ

スポンサードリンク

ロタウイルスの予防接種はいつから受けられる?申込方法は?

ロタウイルスもインフルエンザと同様に予防接種ができます。ロタウイルスワクチンは2種類あり、それぞれ接種回数と接種可能年齢が制限されていますのでご紹介いたします。

ロタリックス

  • 1回目・・・生後6週以降~20週までに
  • 2回目・・・生後10週以降~24週までに

ロタテック

  • 1回目・・・生後6週以降~24週までに
  • 2回目・・・生後10週以降~28週までに
  • 3回目・・・生後14週以降~32週までに

 

注意していただきたいのは「~までに」と上記している期日は絶対厳守ということです。規定の週数+1日になった時点で接種できなくなります。

また、ロタウイルスワクチンは接種後4週間は他のワクチンを接種できなくなります。しかし、ロタウイルスの予防接種を受ける時期は様々なワクチン接種の時期と重なりますのでスケジュールをしっかり管理しましょう。

 

 

スポンサードリンク

 

そして、ロタウイルスワクチンの申込方法なのですが、最近では嬉しいことに市などの行政単位で予防接種費用助成を行っているところが多数あります。まずは、お住まいの役所のホームページなどで取り組みを行っているか確認しましょう。費用助成が行われていたらまず以下2つを準備しましょう。

  • 母子手帳
  • 印鑑

費用助成を受けるには事前申込が必要ですので、お近くの保健センターやお住まいの市庁舎をたずね申し込みをしましょう。予診票が後日送付されてくると思います。申し込みが済んだら指定の医療機関で予防接種となります。

 

もし、費用助成の取り組みが行われていない場合は、全額自己負担となり、ロタリックスとロタテックともに自己負担額3万円です。

1

https://encrypted-tbn3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQo_-1s7NtR80WMzHME1kQarLltLoSitoO2RjFe0MNlsScrXbqyTuMfXlpC

 

インフルエンザの予防接種と同時接種しても大丈夫?副作用は?

ロタウイルスと他のワクチンを同時接種できるかについてですが、厚生労働省や日本小児科学会は同時接種を推奨しており、実際に乳幼児に必要な予防接種をするには同時接種でなければ追いつかないのが現状です。病院では2~3つのワクチンを同時接種してくれるところが多いようです。

ロタウイルスとの同時接種の具体例を以下に示します。

(例)

  • 1回目・・・生後2ヶ月にHib、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンと同時接種。
  • 2回目・・・生後3ヶ月にHib、小児用肺炎球菌ワクチン、DPT・B型肝炎ワクチンと同時接種。
  • 3回目(ロタテック)・・・生後4ヶ月に2回目と同じものを同時接種。

 

そして、インフルエンザワクチンとの同時接種についてですが、インフルエンザワクチンは生後6ヶ月以降から接種可能になりますが、ロタウイルスワクチンは生後6ヶ月以内に終了していることが望ましいので、同時接種する機会はほとんどないと思います。

11

https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRgxjY9osgrU21uNrIpnRT4YrKxdiRttpfuqddnjG6-_kl2KJGETaaeg1MX

 

兄弟や家族が感染してしまった時の対処法は?

先にも書きましたが、ロタウイルスは乳幼児だけでなく大人も感染しますし、感染力がかなり強いので、家族の誰かが感染すれば「接触感染」や「経口感染」でどんどん広がってしまいます。ですので、感染してしまった場合は「広げないための対処」が重要です。

まず、感染前後どちらとも重要なのは手洗いうがいです。外出先から帰ってきたり、食べるものに触れる前には必ず行いましょう。

そして、感染後の対処として大切なのは、

  • 少しずつ水分補給すること
  • 下痢止めは服用しない
  • 適切な汚物処理をすること

ロタウイルスは、嘔吐や下痢などで脱臭症状になりやすいため、水分補給が大切ですが、ジュースや牛乳などの極端にカロリーのあるものは逆効果になるためスポーツドリンクや水などを少しずつ摂取するようにしましょう。

そして、下痢が止まらないからといって下痢止めを服用してはいけません。ウイルスを体内にずっととどめてしまうことになります。

最後に嘔吐や排泄物の処理ですが、トイレで排出した場合は流せばいいですが、部屋などの場合は、「素手で触らない」「乾燥させない」「消毒をする」をしっかり守れば大丈夫です。また、感染者が出た場合はタオルなどもこまめに換えることも感染拡大予防につながります。

2

https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcR8BGtExJKFF-2bTKsG-f9fpjGgztBXoxGZDEpofwsIk9hcfS2wZQHZ2pjA

 

まとめ

世間的に良く知られているのはノロウイルスですが、実は5歳未満の乳幼児に限っては「ロタウイルス」の感染者数の方が多いのです。小さいお子さんが嘔吐や下痢をすると慌ててしまう方が多いと思いますが、まずは慌てず病院で検査してもらいましょう。そして、予防と感染後の対処をしっかり行って、この冬も家族皆さん健康に乗り切りましょう。

スポンサードリンク