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トイレトレーニングは2歳の夏がタイミング的にはベストです。
とはいえ、そんなに親が気負うことでもなく、
自然にすればいい面もあります。
トイレトレーニングが進まないストレスで、子供に八つ当たりしたりするのは
非常にもったいない。
トイレトレーニングをストレス溜めずに、ゆるりとやりぬけるコツを
紹介します。
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「トイレトレーニングという概念がなかったとしても、
いつかは、全員できるようになる」
トイレトレーニングなんていうのは、子供の成長には本来何にも関係ないことで、
みんながその辺にやり散らかしてたら、汚いよね、ってことで、
世間で決めたルールです。
だからトイレトレーニングが進まない子がいても、
何の問題もないし、ましてやその子の欠陥などでは決してないということ。
それが大前提です。
親と言うのはどうしても、
周りの子供が出来ていて自分の子が出来ないと
しつけが悪かったとか、子供の出来が悪いとか考えてしまうものですが、
そもそも「周りの環境に併せられた方が勝ち」という考えが、
ずれているように思います。
とはいえ、今までそうやって生きてきたわけで、
簡単にマイペースでやっていけないのもよくわかります。
ただ、楽しくマイペースにはまれた人が、
子育てを本当に楽しんでいるように見える今日この頃です。
前置きが長くなりました。
本題でございます。
まずトイレトレーニングを始めるにあたり、
2つの準備が整っていることが重要になります。
①膀胱機能の発達
②もよおしたことを伝える、言葉の成長
ときどき、1歳くらいからゴリゴリトイレトレーニングを始めるママが
いらっしゃいます。
トイレトレーニングを早く始めることについての害はないでしょうが、
できるようにはなりません。
ご存知の通り、子供は基本的に超頻尿です。
それは、膀胱で溜められるオシッコのキャパの問題で、
ここが成長しないうちは、尿意もわかりずらいし、
トイレに行きまくる羽目になりますので、オムツの方がいいです。
これを考慮して、大体2歳くらいがトイレトレーニングを始める時期と
いわれているわけですが、
体の発達の問題ですので、2歳でなくて3歳になる子も
いるでしょう。
それはそれで、その子の成長のスピードなので、大きな問題でもないです。
そして②の言葉の成長。
これは大体2語文が言えるくらいが目安と言われてますが、
「オシッコ」でも「チッチ」でもなんでもいいです。
もようしたときに、毎回同じ言葉で表現できるかということです。
最近はベビーサインが達者なお子さんも多いですが、
まずは、ベビーサインでも構わないと思います。
さて、2つの準備が整ったらトイレトレーニングを開始してみます。
5つのステップで進めていきましょう
①補助便座に座れるようになる
②たまたまうまくいく
③自分でうったえることができる
④失敗しながら6-7割の成功
⑤ほぼ毎回成功
順を追って。
①補助便座に座れるようになる
とにかく、トイレに行きたいかどうかに関係なく、時々遊びで座らせてみましょう。
上の子がいる場合や保育園に通う子供の場合は、これに関しては壁がまったくありませんが、
おうちで育てる場合などは、Youtubeなどで動画を探して見せるのも一つです。
おまるでも構いませんが、実際出たときに捨てるのが面倒なのと、
おまるから便器への移行がもう一ステップ必要になるので、
いきなり補助便座にする場合が多いです。
最近シンプルなインテリアが主流ですが、
トイレトレーニングの時期は、
ステッカーやぬいぐるみの置物などでトイレを飾り、
「楽しいトイレ」にすると、子供がトイレに行きやすくなります。
②たまたまうまくいく
①で時々トイレに座っていると、たまたま出てしまうときがあります。
その時、ほめてあげてください。
③自分でうったえる
そうこうしているうちに、自分でトイレに行くことを伝えてくれるようになります。
割とすぐ言える子から、数か月かかる場合まで様々ですが、心配しないでください。
先ほども言った通り、体の機能的な問題であり、しつけの問題でも、能力の問題でもありません。
「みんなできるから」というのもまったく叱る理由になりません。
「みんな丸顔なのに、うちだけなんで面長なの?」と叱ってるようなものです。
ちなみに、自分で言えるようになっても、
初めは間に合わず、トイレに漏らすパターンが多いです。
この時期、トイレマットは洗えるものにするか、敷かないようにしたほうがいいでしょう。
④失敗しながら6-7割の成功
だんだんこうなってきます。7割くらいから10割にするのがまた大変なのですが、
7割を継続していけば、そのうちできるようになります。
ちなみに、男児はこのタイミングくらいで、立ってやるのを教えます。
補助立ち小便器?みたいなものも売ってます。
うちは、おちんちんが便座にギリギリのる位の身長で、
載せてやっている感じでした(笑)
小便器がある保育園だと、勝手に覚えてくるでしょう。
おしっこが飛び散るから立ってさせないというご家庭もありますが、
外では小便器でやることになるわけで、
どこかのタイミングで教えた方がいいと思います。
(背が低いうちは飛び散りません)
⑤ほぼ毎回成功
完成です。
ただ、うちの場合は3歳半くらいで、失敗がまた増える時期がありました。
遊びに夢中になって、トイレが後回しになるためです。
数か月で勝手に治りましたが、後退すると焦るものです。
その他コツなど
ステップ別に紹介しましたが、いくつかその他のコツを。
トレーニングパンツの活用
トレパンとは、普通の布パンツが分厚くなっているものです。
4重から2重までありますが、4重だと、ほぼ床に漏れることはありません。
その代り、すごく蒸れるので、夏には不向きです。
幼稚園入園までにトイレが出来ないと云々という話
幼稚園入園の関門があり、ここで親が焦ります。
ただ、年少入園時点でトイレトレーニング中の児童は大変多いので、
あんまり心配しなくてもいいと思います。
特に入園数か月は、午前中だけですので、
100%漏らしても2-3回なもんです。
うちの子だけ…などと焦らず、入園前に先生に相談しましょう。
沢山いるはずなので、対応してくれます。
大のトレーニングは?
大の方が感覚はわかるのですが、どうしても出るまでに頑張らなければならず、
トイレが定着しにくい傾向にあります。
うちは、もよおして、わざわざ紙おむつに自分で履き替えて、
定位置(カーテンの裏)でやるという状況が半年くらい続きました。
どうも人に見られるのが嫌なようで、(普通かもしれませんが)
ドア閉めて一人でやれといったら突然できるようになりました。
そんな感じですので、おしっこが完成して、大までとなると、
もう一段階必要です。
「ぼちぼち頑張る」
これがトイレトレーニングの親のテーマかもしれません。
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