スポンサードリンク
お正月のお祝いの席で、その年に初めて口にするもの、と言えば、お雑煮(ぞうに)ですよね。
関西と関東、更にその中でも各地域ごとに様々な個性があるのが、お雑煮の面白いところでもあります。
スポンサードリンク
関西の丸いお餅だったり、関東の四角い角餅だったり。
味付けもまた多様で、薄口のあっさりした味わいのものから、食べ応えのあるしっかりとした味付けになっているものなど…実は自分が幼いころから慣れ親しんで食べているお雑煮が、他の地域と比較するとかなり個性的だった! なんてことが多いようです。
しかし変わらないのは、その年一年の家内安全や、幸せを願って食されるということです。
お雑煮は武士の食事
お雑煮の歴史は古く、室町時代には当時の武士たちが宴会の席で食べるもの、としてすでに浸透していたようです。
宴会の席でのお雑煮は「なくてはならない」料理であり、そこから「お正月の食事の一番最初に食べるもの」として文化が広まっていったようです。
…うーん、始まりが武士の料理だなんて、何だか意外ですね!
スポンサードリンク
そしてお雑煮は、その字が示すように「雑」多なものを「煮」こんで作る料理。そのため、今日のような地域性豊かな(バリエーション豊富な)お雑煮が生まれることになったのです。
お雑煮文化を英語で伝える
こんなかなり個性的な日本の風習を、外国の人はどのように感じるのでしょうか。
歴史が好きな外国の方であれば、武士が食べていた料理をお正月に食べる、と言えばちょっと感動してくれそうな気がします(笑)。
残念ながら、お雑煮そのものに対する英単語はないようです。それはそうですよね、英語圏に「お雑煮を食べる」文化はないようですから。
では、「お雑煮」の意味を考えながら英語に訳してみると…?
そうですね、「お正月に食べる料理」ということで、例えば
「(the) New Year’s (First) Dish」
などと表現できるのではないでしょうか。
更に、「武士が宴会で食べていた料理が由来になっている」という場合は
「The roots of the dish which Samurai has eaten at a banquet.」
なんて表現してみるのはいかがでしょうか?
スポンサードリンク