理科の自由研究:テーマ選定と展開

スポンサードリンク

小学校において9月上旬に、夏休みに各自おこなった理科の自由研究の発表会があるはずです。

発表を聴けば、どれほど熱心に取り組んだ結果なのかが大体分かります。
そして肝心なのは、児童が興味を持って取り組んだのかどうかなのです。

この発表がどう評価されるかは、実はテーマの選定の時にほぼ決まっていると言えます。
例えば気温の測定や天気の記録、朝顔の観察、
これらのテーマではよほど新味がない限り、宿題のための研究になってしまいます。

ではそうならないためにはどうすれば良いのでしょうか。

肝心なのは、父兄のコミットメントです。
子供の自主性に任せる課題のはずなのに、どうして親の関与が必要なのでしょうか。

それは理科の自由研究が、児童に何を求めているか、は子供ではなかなかわからないからです。

もちろん学校の成績がぱっとしない児童が、興味のおもむくままに研究を始めたら、
誰もが驚くような成果を上げた、ということもあるはずです。

しかしこの場合は、この児童がある種の天才だったか偶然がもたらしたチャンスをものにしたか、のどちらかです。
したがって再現性はなく、各児童が同じような取り組みが出来る訳ではありません。

父兄がコミットすることで得られるメリットは、研究作法を教えられることにあります。
「なぜそのテーマを選ぶ必要があったのか、研究によって何を明らかにしたいか、
計画を立てる、必要な道具などを揃える、観察を開始する、ノートをつける、疑問点を調べる、
研究のまとめ、反省点、今後の課題」というストーリーが必要なのです。

理科の自由研究では、実はテーマを選定した時にその研究の成功・不成功がだいたい決まります。
上記のストーリー、つまり論理展開が出来る課題であればたいてい上手くいきます。

しかしいくら面白そうだと思って始めた研究でも、上記のように展開できなければ上手くいきません。
父兄がコミットすることでこの枠組みについてアドバイスし、児童はのびのびと研究を進めていけるでしょう。
これは決して過度の干渉ということではなく、科学する心というものを教えてあげる機会だと捉えるのが良いでしょう。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました