どうしてお盆に仏壇へお供えをするのか

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お盆になると、死んだ人が生前好きだった食事を小さなお膳に盛って、仏壇の前にお供えをします。
こうすることで、お盆に戻ってきた死者が喜ぶだろうというのがこのお供えの意味です。
これを仏壇に飾るのが風習なのです。
お盆には、死者の霊が戻ってくると言われています。
戻ってくる場所がお仏壇であり、お坊さんはこの時期に檀家回りに非常に忙しくなります。
お供えをする果物やお花も出荷が最盛期を迎えます。

最近は、このような風習もなくなりつつあるので、お父さんやお母さんの中には、このようなことをしていること自体知らない人も少なくありません。
しかし、お盆にみんなが実家に戻って、お墓にお参りをするのは、このような風習があるからなのです。

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人が集まる時期には、お祭りもあります。
古くから盆踊りということで、若い男女が浴衣で夜遅く踊る習慣がありました。
現在でも、地方によっては残っているこの風習は、年に一度のダンスパーティーのようなものでした。
最近の合コンのようなもので、踊っている男女がペアになって消えていく様子は、カップル誕生の証でもありました。
このような光景を先祖の霊が見ているかどうかはわかりませんが、この時期にカップルとなった男女が結ばれることが多かったのです。

こうして8月の暑い時期の1週間程度のお盆の季節が終わります。
仏壇にお供えされた、小さなお膳も片づけられます。
この時期にしか出さないであろう盆提灯と呼ばれる、光がくるくると終る不思議な提灯も片づけられます。
年寄りの中には、来年は自分自身の初盆になるかもしれないという予感を持ちながら、この時期を過ごす人もいます。
いろいろな思いを持ちつつ、実家へ集まった人たちが再度自分たちの家へ戻っていくのです。

お盆に田舎へ行くと仏壇に出ているお供えには、昔からの言い伝えなどがいっぱい詰まっているのです。
どうしても形式的に済ませてしまいがちですが、たまにはそのようなことを考えてみるのもいいでしよう。

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