秋の七草をわかりやすく解説

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日本には昔から春と秋の七草があり、どちらにもそれぞれに魅力がありますが、使用方法や意味合いに違いがあります。

 

春の七草は鑑賞目的というより、正月に暴飲暴食を繰り返して弱った胃腸の活動を調える目的で、民間薬や漢方薬としてお粥などに入れて食べられてきました。

秋の七草は春のもののように粥にして食べる事はなく、主に観賞用として目で楽しむ目的で親しまれてきました。

だけど余り知られてはいないけど、漢方薬として昔は一部解熱剤や風邪薬で使われてきたものもありますが、春のもののように食用として食べられる事は不味いのでほとんどないです。

 

秋の七草の歴史は意外と古くて、一番初めに登場した知られるようになったのは俳句で、万葉集に収められた2つの中で季語で使われたのが始めてと言われてます。

旧暦では7月から9月の頃の草とされてますが、新暦は旧暦よりも1か月から2ヶ月の差があるので、新暦では8月の半ばから9月の末くらいの季節になります。

最近は温暖化が進んだことでより短くなって9月中旬から10月中旬位に草花の見頃を迎えてます。

 

次に見て楽しむ秋の七草の意味や花言葉とその名称の覚え方などを紹介していきます。

7種類の草花の使われ方は今では主に観賞用で見て楽しむ事がメインで使われ、何かの祭祀などで使用される事はありませんでした。

 

但しススキの根っこには解熱や利尿作用があったり、ナデシコにはむくみや高血圧の改善効果が合ったり、フジバカマはお風呂などの入浴剤で使うと痒みが取れたり、ハギやキキョウの根っこには咳止めの効果があり特にクズから作る葛根は風邪効果があるとして、昔から薬用などの草花で日本人に親しまれてきた歴史があります。

そういった実用面もあったため、単なる観賞用の植物というわけでは無かったようです。

 

萩(はぎ)は、草かんむりにあきと書きこの季節を代表する花の一つで、お彼岸にお供えするおはぎが由来でこのネーミングになりました。

萩(はぎ)の花言葉には、思案や内気や想いなどの意味以外に恋愛関連では前向きの恋や柔軟な精神などの意味があります。

 

尾花(おばな)はすすきの別名で、すすきの穂が動物の尾に似ている事からこのネーミングになりました。

満月を楽しむお月見には欠かせない飾りのアイテムで昔から親しまれてきました。

尾花(おばな)の花言葉には、勢力や生命力や活力や隠退などの意味の他に、恋愛関連では悔いのない青春や心が通じ合うなどの意味があります。

 

葛(くず)は葛きりや葛餅などの和菓子や、葛湯などとして今でも食用として親しまれています。

また葛の根っこを乾燥させてつくる葛根は民間治療薬で風邪や胃腸不良などの際に用いられてます。

葛(くず)の花言葉には、治療や活力や根気や努力などの意味の他に、恋愛関連では芯の強さや恋のため息などの意味があります。

 

撫子(なでしこ)は、日本女性の清楚さや奥ゆかしい美しさを意味する大和撫子から由来するネイミングで、見た目も可憐な淡紅色の花で名前に合ってます。

枕草子の中でも作者が撫子の花の美しさは草花の中でもずば抜けて美しいと書かれているので、昔から愛されてきた事がわかります。

 

撫子(なでしこ)の花言葉には、純愛や無邪気や思慕や貞節や才能や大胆などの意味の他に、恋愛関連ではいつも愛してとか愛し続けてなどの意味があります。

 

女郎花(おみなえし)のネーミングの由来は、その花の美しさが美女を圧倒するほど美しかった説があるほどで、日本では古代からその優雅で美しい花が親しまれていて、多くの歌や俳句の中で登場してきました。

観賞用に優れている女郎花(おみなえし)ですが、根っこと草全体に解毒や鎮痛や利尿などの成分が含まれていて漢方薬で使われてきました。

女郎花(おみなえし)の花言葉は、美しい外見から美人や親切や心づくしや約束を守るなどの意味の他に、恋愛関係でははかない恋という意味もあります。

 

藤袴(ふじばかま)は、花の色が淡紫色で花弁の形が筒状で袴に見える事からこのネイミングになりました。

乾燥させると桜餅の桜の葉に似た香りがするため、昔から洗髪や香水などにも用いられてきました。

現在ではその数もめっきり減って絶滅危惧種になり野生ではほとんど藤袴を見る事が出来なくなりました。

藤袴(ふじばかま)の花言葉には、遅延や躊躇や思いやりなどの意味の他に、恋愛関係ではあの日を思い出す事や優しい思い出などの意味があります。

 

桔梗(ききょう)は、その形の美しさから多くの戦国武将の家紋に使われてきました。

根っこを乾燥させて粉末にしたものが、痰や咳の薬として用いられてきましたが、現在では絶滅危惧種に指定されてます。

 

桔梗(ききょう)の花言葉には、清楚や気品や誠実や従順の他に、恋愛関係では変わらぬ愛や優しい温かさなどの意味があります。

 

秋の七草を覚えるコツとして、その名前の頭文字を取って語呂合わせで覚える方法が有名です。

よく使われるのは「お好きな服は(おすきなふくは)」で、女郎花とススキと桔梗と撫子と藤袴と葛と萩の頭文字を並べたものです。

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